Mayo Nakano

仲野 真世
L 今回、わたくしどものレーベルから、仲野 真世の全曲書き下ろし演奏による本作品を第一弾としてリリースすることになった。
昨今のレコード会社はクオリティーを追求するというより、低予算で録音機材にもあまり高額なものを使用しなくなってきた。
また、ベテランプロデューサーやプロフェッショナルなオーディオに凝った制作者がどんどん少なくなり、録音エンジニアに至っては民生機を使用してレコーディングするという、昔のレコード会社では考えられないようなスタイルで録音されているものも増えている。
そんな中、電源やケーブルはもちろんだが、機材の面でも凝りに凝ったものを使用し、なおかつわたくしどもならではのさまざまなテクノロジーを駆使して録音し、予算度外視的ではあるが、今後、音の良い作品を創っていきたいと願い、これらがこのレーベルの基本ポリシーとなり、設立となった。
アナログ機器に関しては究極的なものに至らず、デジタル時代に突入してしまった。そんな現状を憂いていても仕方ないので、数年前、我が社独自で1インチ2トラックという、従来の4倍のテープ記録面積を利用する、まさに究極とも言えるアナログマスターレコーダーを往年の名器であるSTUDER A80を元に改造、製作した。通称「モンスターマシン」である。アメリカでもちょっとしたブームになっているが、私が火を付けたものだ。同業プロの制作者でも、あまりびっくりするような音というものを耳にすることは少ないが、長年その世界に携わり、業界長しといえども、このモンスターマシンはかなりショックを与えるような音を醸し出した。今回、このスーパーアナログレコーダーを使用している。
レコーディングにおいては、スタジオのようなデッドな空間をあえて使用せず、ホール録音とした。DSDマルチレコーダーを使用し、ワードクロックには、当社が世界で初めてデジタルオーディオに応用したルビジウムクロックを採用し、制御した。マイクロフォンはミキシングコンソールは使用せず、完全ディスクリートのAクラスリモートマイクアンプで増幅し、直接DSDレコーダーにインプットしている。ミックスダウンではNEVEのミキシングコンソールを使用しているが、余分な回路はパスしている。その先は前述のモンスターマシンである。マスタリングでは、わたくしどもがこれもまた世界初の応用であり、米国特許を取得したセシウムクロックを採用。様々な行程であらゆる独自技術を投入している。
ピアノにもこだわり、ベーゼンドルファー”インペリアル”のベストコンディションものを日本ベーゼンドルファーから手配した。
仲野はインペリアル独特の余韻をあますところなく演奏に活かし、ジャンルを超えた鮮烈な世界を創り上げている。
今後の作品制作においても、このようなこだわりのスタイルはくずさないでいきたいと思う。それが私どものブリフォニックのサウンドと言えるよう積み重ねていきたい。これもすべて何のためかと言えば、アーティストの創造する音楽の魅力をあますところなく伝えたいという願いからに他ならない。
ブリフォニック レコード
プロデューサー/エンジニア 大橋 正路
仲野真世 Profile
L東京生まれ。
音楽一家に育ち、三歳からピアノを田崎睦子氏に師事。中学時代にはパールドラムコンテストで全国第二位を獲得。その他ライトミュージックコンテスト、オリジナルコンテスト等で数々の賞を受ける。音大卒業後、ジャズの即興演奏に惹かれ渡米。帰国後、ジャズピアニスト、アレンジャー、コンポーザーとして活動。1991年にピアノトリオを結成し、全曲オリジナルによる演奏を展開。その後、曲作りに意欲を燃やし、ジャンルにとらわれない独自の世界を構築。コンサート、CM、映画音楽など、ピアニスト、作曲家、アレンジャーとして幅広い音楽活動を行っている。またジュエリーデザイナーとして別の一面もあり、そのオリジナルブランド"MayoMayo"が人気を呼んでいる。
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Briphonicサウンドの特長
■セシウム アトミック クロック
セシウム アトミック クロック(セシウム クロック)は当社とTime Technologies社(代表:土屋正道)と共に世界で初めてデジタルオーディオに応用しました。精度はルビジウムのさらに1000倍以上。これまでは世界標準時の基準や人工衛星、GPS、宇宙開発、大陸間超高精度距離測定などに使用されてきました。この超高精度原子クロックを使用することにより、自然界に最も近いナチュラルかつ透明度の高いサウンドが得られます。USA特許取得
■CDダイレクト カッティング
当社独自のノウハウにより、オリジナル音源から、CDプレス工場においてダイレクトにCDカッティングを行います。音源のサンプリング周波数は44.1kHz〜192kHz,16〜24-bit、またDSD音源など様々なフォーマットに対応。マスターを介さないため、現在のCDフォーマット最高水準のハイクオリティサウンドが得られます。セシウム クロックを併用することにより、ジッターを極限まで抑えた超高音質CDが誕生します。
■ルビジウム アトミック クロック
ルビジウム アトミック クロック(ルビジウム クロック)は当社が世界で初めてデジタルオーディオに応用しました。ルビジウム クロックはレーダー、人工衛星などに使用されてきました。通常の水晶発振器の1万倍の精度を持つルビジウム クロックを使用することにより、音の解像度が高くなり、奥行き感、張り出し感が優れたものとなります。同じデジタルレベルでも1から2dBの高い音圧感が得られます。 ほとんどのルビジウム クロックの試聴を繰り返し、厳選したルビジウム クロックのみを使用しています。
■1インチ 2トラック アナログマスターレコーダー
当社が世界で初めて、究極のアナログレコーダーとも言える、ソリッドステート式アンプによる1インチ、2トラックレコーダーを開発しました。これまでの1/2インチレコーダーよりもSN比が10dB以上も優れておりノイズリダクション無しでもヒスノイズを気にすることはありません。またワイドトラック化により、音の太さがやパワー感が増しています。 当社の働きかけにより、アメリカでも数十台が製造され、人気を呼んでいます。プロツールズやDSDからのミックスダウンやダイレクト2チャンネル録音などに最大の威力を発揮します。
■DSD マルチトラックレコーディング
最大32トラックのレコーディングが可能なDSD方式によるマルチトラックレコーダーを使用。これまでのマルチトラックレコーダーをはるかに凌駕する繊細なサウンドにより、音楽表現の細部まで記録再生します。もちろんセシウム、ルビジウムのアトミッククロックを併用し、一線を画したDSDサウンドを生み出します。